みなさんは、普段の勉強で紙のノートとiPadなどといった電子ノートのどちらを利用していますか?いままで紙のノートを使っていた人からすると、iPadのノートは本当に効果があるのかどうか、と疑問を持つ人もいるでしょう。
そこで、今回はiPadを2年間高校や家でiPadを勉強目的で使い倒した現役高校生の僕がiPadと紙のノートはどちらが勉強に適しているかを紹介したいと思います。
結論
はじめに結論からいいます。
時と場合と人によります。
どちらが適しているのかは、その人自身の好みや適性によってことなるため、一概に「こう」とは言えません。なので、この記事では紙のノートとiPadのノート(電子ノート)の利点をそれぞれ紹介して、どちらが皆さんに適しているのかを、判断する材料を提供したいと思います。
iPadのノート(電子ノート)の利点
まずは、iPadのノート(電子ノート)の利点について紹介したいと思います。
複数のノートを持ち歩ける

こんな感じで、iPadには一台の端末に複数のノートを保存しておくことができます。その気になれば、100冊以上のノートを持ち運ぶこともできます。端末の容量が許す限りは、いくらでもノートを保存しておくことができます。
いちいちカバンに大量のノートを入れておかなくてもよくなります。大量のノートを持っていくとすごく重いですが、一台の端末に凝縮させると劇的に軽くなります。
ノートを複数持ち歩けると、復習などでスムーズに情報にアクセスすることができるため、勉強の効率が上がります。iPadのノートのメリットだと思います。
ノートを買い足さなくてもいい

前で述べましたが、iPadは容量が許す限りいくらでもページを足すことができます。なので、ページがなくなっても追加すればいいだけなので、新たにノートを買い足す手間がありません。
また、新しいノートも簡単に作成することができるため、別のテーマでノートを取りたいと思った時も簡単にノートを作成して記録することができます。
ページがなくなったり、別の話題でノートを書きたくなった時にスムーズにノートを変えることができるため、イライラせずに勉強することができます。
検索できる

電子ノートには検索性にも優れています。電子ノートは画像のような感じで名前をつけることができます。ノートを見失った時に大体の名前を覚えていれば、検索で探し出すことができます。
電子ノートアプリを使っていると、どんどんノート数も多くなり、目的のノートを探し出すまでに時間がかかってしまいます。でも、このような検索機能があるため、目的のノートまで素早くアクセスすることができます。
また、GoodNotes6といった有料ノートアプリになるとノートの内容を自動的に読み取ってくれるため、ノートの名前を覚えていなくても目的のノートまで簡単にアクセスすることができます。
紙のノートではこういった検索性というのはほぼ皆無なため、スムーズに目的のノートにアクセスできるのは、電子ノートのメリットの一つだと思います。
バックアップできる

電子ノートは簡単にコピーを残すことができるため、バックアップも容易に残すことが可能です。紙のノートの場合だと、写真を撮ったりなどして保存することもできなくはないですが、やはり手間です。
その点、電子ノートの場合はデータをそのままクラウドなどに、自動的にバックアップしてくれます。勉強に使うノートですから、バックアップもよりよい勉強環境の構築には意外と重要であったりします。
このように、簡単にバックアップができるのは、電子ノートのメリットだと思います。
紙のノートの利点
ここまで、電子ノートの利点を書いてきましたが、紙のノートにも見逃せないような利点があります。ここからは、紙ノートの利点を書いていきたいと思います。
直感的にノートを取れる
紙のノートは電子ノートに比べて、直感的にノートを取ることができる、というメリットがあります。電子ノートの場合、ノートを取る際は端末のロックを解除してノートアプリを起動し、ノートを作成するか開いて初めて書くことができます。
紙ノートと電子ノートでは、紙ノートの方が圧倒的に書き始めるまでにかかる時間が早いので、思ったことをすぐにノートに記録することができます。
また、消しゴムツールに切り替えたりといった、無駄な動作をせずに書き進めることができるため、思考を乱さずに、ノートを取ることができます。
このように、直感的にノートを取ることができるのは、紙ノートの利点だと思います。
バッテリー切れの心配がない
バッテリーを意識しなくていいのも、紙のノートを取ることのメリットだと思います。私は、iPadのノートアプリを使っているのですが、私が使っているiPadは最大10時間程度バッテリーが持ちます。

人によって、「長い」「短い」の印象は変わると思いますが、私の個人的な感想を言うと「短い」です。
勉強でiPadを使う際は、どうしても長時間の利用になってしまいます。そんな時に10時間、というのは少しこころもとないです。
一方で紙ノートの場合は電力を必要としないので、バッテリーを気にする必要はありません。iPadでノートを取る際は、画面を暗くしたり使わないときはスリープ状態にさせるといったことをしなければなりませんが、紙ノートではそのようなことをする必要は一切ありません。
バッテリーを気にしなくていいのは、紙ノートを使うメリットの一つだと思います。
安い
紙のノートは電子ノートに比べてかなり安いです。5冊入りのやつで1000円ちょっとくらいで買えてしまいます。一方で電子ノートはiPadなどといった端末代金に加えて、Goodnotesなど有料ノートアプリを使用する場合は、その代金も必要になります。
紙ノートは消耗品ではあるものの、大きな初期投資が必要ないため、価格面では紙ノートの方に軍配が上がると思います。
選び方のポイント
ここからは、私なりに選び方のポイントを紹介したいと思います。ここからは好みや適性の問題なので、自分にあった選択をしてもらえると幸いです。
上記のポイントを踏まえた選択をすると、自分に適した勉強法ができると思います。
おすすめのノート
最後に、おすすめの紙ノートと電子ノートに適したデバイスを紹介したいと思います。
コクヨ キャンパスノート
このノートは多くの学生が使っているノートです。ドット入りの罫線が入っているため、綺麗にノートを取ることができることで、人気があります。紙のノートが欲しいなら、とりあえずこれを買っておけば間違いはないと思います。
ノートは消耗品なので、まとめ買いをおすすめします。以下に5冊セットの商品リンクを載せておきますので、よかったらこちらもご覧ください
iPad 第9世代
電子ノートの目的で端末を購入するなら、iPad第9世代がおすすめです。数あるiPadのモデルの中でも一番安価なのですが、性能はそこらへんの中華タブレットよりも圧倒的に高性能です。ノートを取る目的で、タブレットを買うなら、これを買っておけば間違い無いと思います。
以下のリンクでより詳しく説明していますので、よかったらこちらの記事もご覧ください
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は紙ノートと電子ノートのそれぞれの利点と選び方のポイント、そしておすすめのノートを紹介しました。どちらが勉強に合っているかは人によって異なるため、今回の記事で自分に合った選択ができれば幸いです。
それではまた次の記事でお会いしましょう!
コメント